風来坊主

自由気ままに綴ります

ロックンローラー

‪音楽をプレイするのは死ぬほど楽しい‬

‪しかしほとんどのプレイヤーが辞めてしまう‬

‪音楽を演るには時間とお金がかかる。なので社会人になり仕事が忙しくなったり結婚や出産などをすると辞めてしまう人がほとんどだ‬

‪あとは世間体もある。若いうちは音楽をやっていると言うと周りの人は応援してくれる傾向にある‬

‪しかし歳を重ねていくとその応援が心配に変わりもっと歳を重ねると呆れられ悪態もつかれ社会のはみ出し者扱いをされてしまう‬

‪必ずしも努力が報われるわけでもないし未来に対しての不安や現状に対しての不満もズッシリと現実が重くのしかかる‬

‪現実は厳しく続けていくにはこうやって色々なものを犠牲にして活動している‬

‪だから音楽を辞める事は悪いことではない。むしろ辞めた方が安定した幸せが多く手に入れられると思う‬

‪ではなぜ音楽を続けているかというと『音楽が好きだから』というのに尽きると思う‬

‪先日対バンで一緒になった51歳のミュージシャンは今だに週に何本もLiveを演りバイクで全国を回っていると話してくれた。この間は遠征先の静岡で事故って血だらけになって骨が折れていても救急車とパトカーを追い返しLive会場へ向かいLiveをしたらしい。その後曲がったバイクのハンドルのまま鹿児島へ行ってLiveをして東京に帰ってきたと笑顔で言っていて驚くほど感動した‬

‪世の中には色々な『カッコいい』があるけど俺はこのいくつになっても能動的で好きなことに真っ直ぐにさらけ出すカッコいいが最高に好きでカッコいいと思う‬

‪好きな事をするのは楽しい事ばかりではないが‬

‪『好き』というエネルギーはどんな困難をも乗り越えしまう。それが大人になっても継続できる人間は奇跡的で素晴らしい‬

‪そんなカッコいい先輩ミュージシャンが自分の先を走っていると思うと勇気と希望をもらえ心強い。‬

‪人生の糧が哀愁となって唄や曲ににじみ出ている妖艶なロックミュージシャン『いち』さん必見ですよ!‬

‪今日の格言‬

‪『カッコつけるカッコ悪さほどカッコ悪いものはない』‬