「銃」 中村文則
皆さん。人生で雷が落ちたような衝撃体験はありますか?
音楽。映画。絵画。小説。恋愛。スポーツ。など
人生が大きく変わるような作品との出会いを受けて
今の自分が形成されているのかなと思います
小説でいうと18歳の夏に出会った
その年の冬に出会った
この2冊の作品に出会ってから自分の思考や思想や概念や生き方までもが
まるっきり入れ替わってしまいました
それくらい18歳の多感な少年にとっては幸か不幸か衝撃的な出会いの小説でした
去年あたりから再び本を読む習慣がついてきました
そして去年。18歳の頃に出会ったアノ衝撃と近い感覚を味わう小説にぶつかりました
フラッシュバックのようにあの頃の風景や雰囲気や匂いなどが蘇り
全身に電流がよぎった作品に出合ったので紹介します
『銃』
パーフェクトでした。
パーフェクトでした。
パーフェクトでした。
主人公の心理描写に脳みそも心も完全にのみ込まれてしまいました
途中から本を読んでいるという感覚はなくなり
物語が勝手に進んでく感覚を覚えました
とくにラストシーンは心の震えが止まりませんでした
読み終わった後「ありがとう」という言葉が自然とでてきました
本当に素晴らしい小説でした
自分にはこの作品の良さを表現できません
しのごの言わずに『読め!!』ってことです
2018年読んだ小説のなかでチャンピオンでした
超おすすめです
ちなみに映画も2回観に行ってしまいました
映画のラストシーンも圧巻でした
今年は時間を作り年間40冊ぐらいは本を読みたいです
P.S 好きすぎて年末に行ってしまいました
「自意識」についての2人の会話が面白く印象的でした
こういうイベントに行くのは初めての経験でした このような機会があればまた行きたいです
ではまたね!ちゃお