風来坊主

自由気ままに綴ります

商業的主義芸術

‪大大大好きな白石和彌監督の新作『サニー32』を観てきた‬

‪ここ数年では日本で一番勢いがあり生々しいリアリティを生み出す監督‬

‪予備知識を入れず映画館へ‬

‪結果からいえば作品が面白いとかつまらないとかではなく約2時間ずーっと違和感を感じてしまった‬

‪それは主演の女優さんの演技が目も当てられないぐらい酷かったからだ‬

‪周りの役者は素晴らしいかっただけに彼女の酷さがより際立った。ちなみにリリーフランキーさんの演技は笑ってしまうぐらい凄まじかった‬

‪あとはドローンやネットのアレコレなどの無理やり映画にねじ込んだ感もあって違和感のあるシーンも多々あった‬

‪この違和感を追求したく映画館を出て色々と調べてみたらすぐに腑に落ちた‬

‪この映画にはスーパーバイザーに秋元康の名前が出ていた。もちろん主演の女性はそれ関係のアイドルだったので悲しいが全てに納得がいった‬

‪映画はお金を集めるのが一番大変だと聞いた事があるがその映画を作ことに頭がいっぱいで肝心の作品の足を引っ張っていては本末転倒ではないかと思う‬

‪おそらく1番その商業的主義の映画を作るという構造に悔しさを感じているのは白石和彌監督ではないかと思う‬

‪たぶん映画だけではなく音楽も他の分野もほとんどそうなんだろうね‬!

理想論だが個人的には芸術とお金は水と油であってほしい

‪それらを差し引いても見所のある映画だったのでネット依存者には是非オススメですよ‬

‪今日の格言‬

‪『映画館が寒い瞬間や暑い瞬間があり空調管理は難しいんだろうなと思う今日この頃です』‬